接種可能なワクチン

生ワクチン

●ロタウイルス
●BCG
●麻しん・風しん混合ワクチン(MR)
●水痘
●おたふくかぜ
●麻しん
●風しん

不活化ワクチン

●ヒブワクチン(インフルエンザ菌b型)
●小児肺炎球菌
●B型肝炎(母子感染予防を除く)
●4種混合(DPT-IPV)
●日本脳炎
●2種混合ジフテリア・破傷風混合トキソイド(DT)
●インフルエンザ(季節性インフルエンザワクチンの予防接種は別案内します。)
●子宮頸がんワクチン(子宮頸がんワクチンについて新規接種は9価対応となります。)

※ 予防接種には、法律に基づいて市区町村が主体となって実施する「定期接種」と、希望者が各自で受ける「任意接種」があります。
接種費用は、定期接種は公費ですが、任意接種についての補助内容等は西海市にご相談ください。

https://www.city.saikai.nagasaki.jp/soshiki/kenko/2/2/3802.html

予防接種実施曜日・時間

※【午後】2:30〜5:30
※ 予防接種は、完全予約制です。あらかじめお電話でご予約ください。

小児予防接種予約電話番号

クリニックの診療時間内(水曜日、日・祝日を除く)8:30〜17:30

TEL:0959-23-0777

予防接種を受ける前に、下記のことをご確認ください

•お子さんの体調はよいですか?
•接種予定のワクチンの必要性、効果および副反応について理解していますか?

わからないことがあれば、質問事項を事前にメモしておきましょう。

•母子健康手帳はお持ちですか?
•予診票の記入はお済みですか?

  • 体調がすぐれない時は予約を取り直すなど無理せず、別の日に接種をするようにしましょう。
  • 予診票、『母子モ』で事前に接種内容をご確認ください。予防接種には対象年齢と接種間隔が決められています。

対象年齢外での接種については料金が自己負担となります。ご注意ください。

予防接種を受けることが出来ない場合(当院規定)

•母子健康手帳をお持ちいただけなかった場合(接種間隔の確認や重複接種の防止のため)
•明らかな発熱(通常37.5度以上)、ぜんそく発作を起こしている場合
•急性期疾患に罹患している場合(1週間以内に発熱があったお子様など。但し接種医師の判断で接種を行う場合もあります)
•罹患した疾患によっては治癒後2週間から1ヶ月経過していないと接種できない場合があります(手足口病やリンゴ病、突発性発疹、かぜ等のウイルス性疾患などはおおよそ2週間を目安としています。麻しん、風しん、おたふくかぜ、みずぼうそうの場合は完治してから1ヶ月ほど間隔を空けます)
•手術予定のあるお子様(病院によって接種間隔の規定があります)
•当日接種希望の接種液に含まれる成分でアナフィラキシーショックを起こしたことがある場合
•外傷などのケロイドが認められた場合(BCG接種のみ)
•B型肝炎の予防接種対象者で、母子感染予防として出生後にB型肝炎ワクチンを接種されたことがある場合
•ガンマグロブリンの注射を3ヶ月以内にされたお子様の場合(大量療法の方は6ヶ月)
•医師が診察し、接種不可と判断した場合
•1ヶ月以内に熱性痙攣を起こした場合(当日の医師の判断になります)

医師との相談が必要な場合

•他の予防接種を受けた際、副反応が見られた方
•心臓、肝臓、腎臓、血液疾患での治療を受けている方
•今までお薬によるアレルギー症状があった方
•アレルギー体質の方
•今までにけいれんを起こしたことのある方
•ご家族などにはしかや風しん、おたふくかぜ、みずぼうそうなどに罹患している方がいる場合
•中耳炎や肺炎によくかかる方

予防接種を受けたあとに注意したいこと

•予防接種を受けた後、30分程、接種場所の近くで待機しましょう。急な副反応が出る場合があります。副反応がでたと思ったときはお近くのスタッフにお声がけください。
•接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。
•接種部位の清潔を保つため入浴は可能です。入浴の際は接種部位を強くこすることはしないようにしましょう。
•接種当日は激しい運動は控えましょう。

予防接種のQ&A

Q:いつから予防接種が開始できますか?
A:生後2ヶ月から接種スタートです。

Q:1回に複数の接種をしても大丈夫ですか?
A:同時接種の副反応については単独接種に比べて差はないといわれています。また各ワクチンの打ち忘れが減り、早期に免疫を獲得できます。同時接種によってそれぞれのワクチンの有効性に影響があったり、有害事象・副反応の頻度があがることはないと言われています。

Q:生ワクチンと不活化ワクチンの違いは何ですか?トキソイドはどのようなもの?
A:生ワクチンは生きた病原体の病原性を弱めたものを接種して、体の中で増やし免疫を作ります。不活化ワクチンは免疫を作るのに必要な成分を病原体から取りだし、可能な限り毒性をなくしたものを何回か接種して免疫をつくります。トキソイドは細菌が産生する毒素だけを取り出し、毒性を弱めたものを何回か接種して免疫をつくります。

Q:ワクチンで防げる病気にはどのようなものがありますか?
A:B型肝炎やロタウイルス、ヒブ感染症、肺炎球菌感染症、ジフテリア、破傷風(はしょうふう)、百日咳、ポリオ、結核、風しん、麻しん(はしか)、おたふくかぜ、水痘(みずぼうそう)、日本脳炎、インフルエンザ、ヒトパピローマウイルス感染症、A型肝炎、髄膜炎菌感染症、黄熱病、狂犬病などです。このようなワクチンで防げる病気をVPD(Vaccine Preventable Diseases)と呼びます。

Q:タイミングを逃したワクチンがある場合はどうしたらよいですか?
A:市町村によっては公費の対象年齢が変わったり、生活背景によって任意でも接種したほうがよいワクチンもあります。なるべく早くご相談ください。

Q:副反応について心配です。
A:翌日は熱を出すことが多くあります。熱が38.5度以上あっても元気にすごしているようなら様子をみましょう。本人の機嫌によって解熱剤を上手に使いましょう。ただし翌々日まで38.5度以上の発熱が続くようなら、受診するようにしてください。注射のあとが腫れたり、赤くかゆみなどがみられることもありますが、通常一時的なものですので、2〜3日のうちに消失します。ただし上記の症状が強い合やじんましん、呼吸困難などの症状がある場合は早めに受診してください。

※ 予防接種への不安・疑問について速やかにお答えいたします。お気軽にお問い合わせください。